伝えたいことはたくさんあるのに・・・【#37 犬のPちゃんのセッションレポ】
今回は保護団体を通じ、飼い主さんのおうちにやってきたワンコちゃんとのお話しです
<性格・雰囲気>
年齢より幼い感じがします
「お母さんから頼まれたのでちょっとお話ししてくれるかな?」
「いいよ~」と軽い返事をもらいました
が、言葉数が少ないのでなかなか言葉が出てこない様子
でもとても温厚でぎゃんぎゃん吠えてる印象は
このお写真からでは伝わってきません。
かわいいけど、ちょっとつかみどころない不思議さも感じました
<飼い主さんの感想>
このコはレスキュー団体から引き取ったコです。
おそらくブリーダー放棄で、状況から観察するにほとんど「もの」として
扱われてきたと思われます。つまり、話しかけられるでもなく
吠えれば厳しく叱られ、基本閉じ込められ...。
家族として扱われるのは私が初めてなのではないでしょうか?
私といるときは子犬のように甘噛みしたりとても甘えてきます。
質問1 はじめて会ったときの事
ち「お母さんと初めてあったときのこと教えてくれる?」
なかなか返事がない
ち「話にくいなら、映像でみせて
こちらもなかなか伝わってこなくて
うっすら見せてくれたのは草むらのような草がいっぱいの広場に
たくさんのゲージ
ち「覚えてない?」返事なし
じゃ、またあとで聞くね
のちほどまた聞いてみました
言葉でなく、伝わってきたイメージは
お母さんが抱き上げてくれて
とってもほっとした気持ちを伝えてくれました。
そしてクレートみたいなのに入れられて車に乗ったと
教えてくれました。
<飼い主さんの感想>
これはそうなんじゃないかな?ととても思いました。
千葉で一般の方に保護されましたので、ブリーダーが
そのへんにいらなくなったコ達をいっぺんに捨て、
一般の方が保護→ふがれす→うちです。
草むらは捨てられた時の光景かもしれませんね。
うちにくる時はクレートに入ってやってきました。
質問2 好きなおもちゃ
ち「Pちゃん、好きなおもちゃはどんなの?」
こちらもイメージで伝わってきたのは
うさぎのような白い耳の長いぬいぐるみ
ち「その子が好きなの?」
くちゃくちゃかじって、持ち歩いてるイメージ
<飼い主さんの感想>
これは...なんだろ?(笑)
プラクチック製の部品が好きでよくかじりながら
持ち歩いています。S字フックなんか大好物です。
質問3 なんでおとーちゃんにものすごく吠えるの?
ち「お父さんに吠えちゃうの?なんで??」
P「おとうさんがPのことが嫌いなんだ・・・」
ち「そんなことないと思うよ」
そのあと言葉が伝わってこない
ち「じゃ~吠えてるときの様子ちょっと見せてね」
伝わってきたのは結構ぎゃんぎゃん力強く吠えてる映像と
怖い感情と私を見てって感情
P「お世話してくれるのはお母さんで、お父さんは見てる
お父さんはPたちがいることがあんまり好きじゃないの・・」
ち「そうかな~」
普段はそんな行動のしてないのにお父さんの中の潜在意識
お父さんの心の中に
ご本人も気づかないわだかまりのような気持ちに
Pちゃんたちが気が付いてるいるような感じ
これはお父さんサイドの状況も見てみないとわからないのですが
Pちゃんからはそう伝わってきました
そのあと映像で
ジャージ姿の足でけられる?ふり払われるイメージが伝わってきて
その足はお父さんなんだけど、今のお父さんじゃない
昔の記憶がジャージ姿によって蘇る感じ。
以前に、ジャージ姿の人にけられた思いであるんじゃないでしょうか?
あとジャージ姿(濃い色に赤っぽい2本の線)でいる時に
よく吠えたりしませんか?
けたたましく吠えてる映像には必ずその足が見えます
結構よく吠えること言った印象もあり。吠えて何か伝えようとしてるイメージも
あります。(人間でいうおしゃべりさん)
あと「私を見て」という感情は
たぶん以前の環境から来ているような感じですが
吠えて自己主張しないと忘れらてしまう的
吠えることで自分がここにいるということを
示しているような感じも伝わってきました
●●さまからそのあたり、「今は吠えなくて大丈夫。ちゃんと見てるよ」
と伝えたあげたほうが安心するかと思います
<飼い主さんの感想>
やっぱり!という印象です。
Pはとても臆病なので、主人が抱っこしたり触ったりする事が
とても怖くて逃げ回り吠えまくりました。あまり吠えるので主人も
腹を立てたり等...(泣)
主人はPが好きなのですが双方アプローチが幼稚(苦)なので、
Pにもう少しうまく伝わると良いのでしょうね。
このイメージはブリーダーかもしれませんね。許せん!
ジャージよりもジーンズに激しく吠えます。
履いてなくてもお洗濯でジーンズを広げただけで吠えていましたから。
それと、紺に赤のラインのジャージを主人はたまにはいています。
それを履いている時は特に優しく接するように心がけるようにしてみます。
閉じ込められて過ごした経験からかと思います。
特に私が洗いものをしていたり、注意がそれている時に主人がそばに
いるとよく吠えます。怖い人(=主人)がいるのに、注意してくれないから
要求しているのかもしれないですね。
質問4 どうしたらおとーちゃんの事がもっと好きになる?
ち「Pちゃんはお父さんのこと好き?」
P「わからない・・・」
ち「わかんないか・・・」
ち「おとうさんと何してるときが楽しい?」
P「あんまり一緒に遊ばない」
ち「じゃ~一緒に遊ぼうって誘ってみれば?」
P「遊んでくれるかな?」
ち「わからないけど、Pちゃんがかわいく遊ぼうって
言えば遊んでくれるかもよ?そのときは吠えないでやさしく近づくのよ」
お父さんのほうも上から見下ろすんじゃなくて
Pちゃんたちまで目線を下げてもらえると
もっと安心感が出ると思います
遊ぶこと触れ合うことでお互いの信頼感が増すように感じます
まずはそこから始められてはいかがですか?
一番最初の印象で言葉数が少ないと書きましたが
少ないんじゃなくて、言いたいことはたくさんあるのに
言葉がついてこない。雰囲気を感じました
お話ししたいことあるのになかなか伝えられないので
ちょっとイライラするときがある様子も伝わってきました
これは今以上にもっともっと●●様とお話しすることで
だんだんに解消するような気がします
ち「最後にお父さん、お母さんに伝えたいことある?」
P「いつもありがとう!何も心配なくいられるのはお母さんたちの
おかげだと思ってる。今はのんびりしててほんとにうれしい」
ち「そっか。それはよかった。そう伝えておくね。今日はありがとう」
<飼い主さんの感想>
私がそばにいる時にそっとなでると主人がなでても気持ちよくしています。
一緒に遊ぶのはまだまだ先になりそうですが、少しずつのコミュニケーションから
進めたいと思います。
そうですね。家族としてまともに接してこられたことがなかったであろう事
から言葉の理解も少ないと思います。
また悪い事をして叱られる時もたとえ悪い事をした直後でも
叱られた理由が全くわかっていないような雰囲気です。
毎日色々な事を話しかけてあげたいと思います。
<後記>
言いたいことはたくさんあるのに
それを表現することを術がわからないPちゃん.。
でもこれはこれからの生活で十分補っていけることです
家族の中でたくさん話をして、コミュニケーションを
とって、これからも楽しい生活が過ごせますことを
願っております。


<性格・雰囲気>
年齢より幼い感じがします
「お母さんから頼まれたのでちょっとお話ししてくれるかな?」
「いいよ~」と軽い返事をもらいました
が、言葉数が少ないのでなかなか言葉が出てこない様子
でもとても温厚でぎゃんぎゃん吠えてる印象は
このお写真からでは伝わってきません。
かわいいけど、ちょっとつかみどころない不思議さも感じました
<飼い主さんの感想>
このコはレスキュー団体から引き取ったコです。
おそらくブリーダー放棄で、状況から観察するにほとんど「もの」として
扱われてきたと思われます。つまり、話しかけられるでもなく
吠えれば厳しく叱られ、基本閉じ込められ...。
家族として扱われるのは私が初めてなのではないでしょうか?
私といるときは子犬のように甘噛みしたりとても甘えてきます。
質問1 はじめて会ったときの事
ち「お母さんと初めてあったときのこと教えてくれる?」
なかなか返事がない
ち「話にくいなら、映像でみせて
こちらもなかなか伝わってこなくて
うっすら見せてくれたのは草むらのような草がいっぱいの広場に
たくさんのゲージ
ち「覚えてない?」返事なし
じゃ、またあとで聞くね
のちほどまた聞いてみました
言葉でなく、伝わってきたイメージは
お母さんが抱き上げてくれて
とってもほっとした気持ちを伝えてくれました。
そしてクレートみたいなのに入れられて車に乗ったと
教えてくれました。
<飼い主さんの感想>
これはそうなんじゃないかな?ととても思いました。
千葉で一般の方に保護されましたので、ブリーダーが
そのへんにいらなくなったコ達をいっぺんに捨て、
一般の方が保護→ふがれす→うちです。
草むらは捨てられた時の光景かもしれませんね。
うちにくる時はクレートに入ってやってきました。
質問2 好きなおもちゃ
ち「Pちゃん、好きなおもちゃはどんなの?」
こちらもイメージで伝わってきたのは
うさぎのような白い耳の長いぬいぐるみ
ち「その子が好きなの?」
くちゃくちゃかじって、持ち歩いてるイメージ
<飼い主さんの感想>
これは...なんだろ?(笑)
プラクチック製の部品が好きでよくかじりながら
持ち歩いています。S字フックなんか大好物です。
質問3 なんでおとーちゃんにものすごく吠えるの?
ち「お父さんに吠えちゃうの?なんで??」
P「おとうさんがPのことが嫌いなんだ・・・」
ち「そんなことないと思うよ」
そのあと言葉が伝わってこない
ち「じゃ~吠えてるときの様子ちょっと見せてね」
伝わってきたのは結構ぎゃんぎゃん力強く吠えてる映像と
怖い感情と私を見てって感情
P「お世話してくれるのはお母さんで、お父さんは見てる
お父さんはPたちがいることがあんまり好きじゃないの・・」
ち「そうかな~」
普段はそんな行動のしてないのにお父さんの中の潜在意識
お父さんの心の中に
ご本人も気づかないわだかまりのような気持ちに
Pちゃんたちが気が付いてるいるような感じ
これはお父さんサイドの状況も見てみないとわからないのですが
Pちゃんからはそう伝わってきました
そのあと映像で
ジャージ姿の足でけられる?ふり払われるイメージが伝わってきて
その足はお父さんなんだけど、今のお父さんじゃない
昔の記憶がジャージ姿によって蘇る感じ。
以前に、ジャージ姿の人にけられた思いであるんじゃないでしょうか?
あとジャージ姿(濃い色に赤っぽい2本の線)でいる時に
よく吠えたりしませんか?
けたたましく吠えてる映像には必ずその足が見えます
結構よく吠えること言った印象もあり。吠えて何か伝えようとしてるイメージも
あります。(人間でいうおしゃべりさん)
あと「私を見て」という感情は
たぶん以前の環境から来ているような感じですが
吠えて自己主張しないと忘れらてしまう的
吠えることで自分がここにいるということを
示しているような感じも伝わってきました
●●さまからそのあたり、「今は吠えなくて大丈夫。ちゃんと見てるよ」
と伝えたあげたほうが安心するかと思います
<飼い主さんの感想>
やっぱり!という印象です。
Pはとても臆病なので、主人が抱っこしたり触ったりする事が
とても怖くて逃げ回り吠えまくりました。あまり吠えるので主人も
腹を立てたり等...(泣)
主人はPが好きなのですが双方アプローチが幼稚(苦)なので、
Pにもう少しうまく伝わると良いのでしょうね。
このイメージはブリーダーかもしれませんね。許せん!
ジャージよりもジーンズに激しく吠えます。
履いてなくてもお洗濯でジーンズを広げただけで吠えていましたから。
それと、紺に赤のラインのジャージを主人はたまにはいています。
それを履いている時は特に優しく接するように心がけるようにしてみます。
閉じ込められて過ごした経験からかと思います。
特に私が洗いものをしていたり、注意がそれている時に主人がそばに
いるとよく吠えます。怖い人(=主人)がいるのに、注意してくれないから
要求しているのかもしれないですね。
質問4 どうしたらおとーちゃんの事がもっと好きになる?
ち「Pちゃんはお父さんのこと好き?」
P「わからない・・・」
ち「わかんないか・・・」
ち「おとうさんと何してるときが楽しい?」
P「あんまり一緒に遊ばない」
ち「じゃ~一緒に遊ぼうって誘ってみれば?」
P「遊んでくれるかな?」
ち「わからないけど、Pちゃんがかわいく遊ぼうって
言えば遊んでくれるかもよ?そのときは吠えないでやさしく近づくのよ」
お父さんのほうも上から見下ろすんじゃなくて
Pちゃんたちまで目線を下げてもらえると
もっと安心感が出ると思います
遊ぶこと触れ合うことでお互いの信頼感が増すように感じます
まずはそこから始められてはいかがですか?
一番最初の印象で言葉数が少ないと書きましたが
少ないんじゃなくて、言いたいことはたくさんあるのに
言葉がついてこない。雰囲気を感じました
お話ししたいことあるのになかなか伝えられないので
ちょっとイライラするときがある様子も伝わってきました
これは今以上にもっともっと●●様とお話しすることで
だんだんに解消するような気がします
ち「最後にお父さん、お母さんに伝えたいことある?」
P「いつもありがとう!何も心配なくいられるのはお母さんたちの
おかげだと思ってる。今はのんびりしててほんとにうれしい」
ち「そっか。それはよかった。そう伝えておくね。今日はありがとう」
<飼い主さんの感想>
私がそばにいる時にそっとなでると主人がなでても気持ちよくしています。
一緒に遊ぶのはまだまだ先になりそうですが、少しずつのコミュニケーションから
進めたいと思います。
そうですね。家族としてまともに接してこられたことがなかったであろう事
から言葉の理解も少ないと思います。
また悪い事をして叱られる時もたとえ悪い事をした直後でも
叱られた理由が全くわかっていないような雰囲気です。
毎日色々な事を話しかけてあげたいと思います。
<後記>
言いたいことはたくさんあるのに
それを表現することを術がわからないPちゃん.。
でもこれはこれからの生活で十分補っていけることです
家族の中でたくさん話をして、コミュニケーションを
とって、これからも楽しい生活が過ごせますことを
願っております。


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